公益社団法人 熊本県理学療法士協会

理学療法士になろう

Become a Physical Therapist

理学療法士現場インタビュー

理学療法士としての10年

名前 江口 宏
経験年数 10年目
活動領域 訪問リハビリテーション

私が理学療法士を志望した理由は、人に直接関わり手助けできる仕事に就きたいと思ったからです。今年で10年になりますが、理想通りの仕事で満足しています。
現在私が理学療法士として担っている仕事は、障害をもつ人々や高齢者の自宅に訪問してリハビリを行う訪問リハビリテーションという分野です。障害をもち高齢になっても住み慣れた場所でいきいきとした生活が送れるよう手助けすることが目的です。
体に障害を持った方が自宅でいきいきと生活するのは思ったより困難です。トイレに行くにも毎回誰かの介助を必要とし、時間が健常者の倍以上かかってしまうのです。食事やトイレだけで一日が終わってしまう方もいらっしゃいます。
そこで私達は本人の自宅の環境を整え、動作がスムースになるよう介入します。その後本人の望む生活を一緒に考え、つくっていきます。こうしたかかわりを続けることで体に障害が残ってもいきいきとした生活が送れるようになるのです。10年たった今でも素晴らしい仕事だと思っています。

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