私が理学療法士を志したきっかけは、同居していた祖母の影響でした。祖母は脳梗塞を煩い、左手足が不自由な体でした。そんな祖母を小さい頃から見て育ち、いつしか祖母のように体が不自由な方々の手助けが出来ないかと思い、理学療法士を目指しました。
　高校卒業後、リハビリテーションの専門学校に進学し、実習では様々な分野を経験させて頂きました。次第に新たな分野に興味を持ち、実習でお世話になった現在の整形外科病院（急性期）に就職させて頂きました。
　現在の職場では、若年の方から高齢者まで幅広い年齢層の患者さんを対象に治療にあたっています。急性期という限られた時間の中で、患者さんと共に如何に機能回復、能力向上が行えるか考え、またお一人お一人の社会背景に応じた理学療法が行えるよう頑張っています。日々の臨床を通し、理学療法士という仕事は本当にやりがいのある、そして可能性のある仕事だと感じております。（写真掲載本人承諾済）