平成24年9月9日に熊本総合医療リハビリテーション学院を会場として第43回市公開講座　ベッドサイド・リハ〜廃用予防を中心に〜が開催されました。講師に熊本中央病院の上村恭生先生を迎え、介護職、看護師、理学療法士、作業療法士など37名の医療従事者が参加されました。前半は講義が中心であり、後半は実技が中心の内容で行われました。講義は廃用症候群とはどういったものかということから始まり、簡単な体操を含めどうすれば予防できるか、また100円ショップで手軽に手に入る道具を使用した自助具の紹介などの講義内容でした。実技では1グループ3〜4名の9グループに分かれ、各グループに協会会員がつき、講義内容の実践や寝返りや起き上がり動作の介助方法、車椅子への移乗動作などを力学的な解説を交え行いました。各グループ積極的に実技に励み、意見交換や質疑応答も多くすぐにでも臨床現場に活かせる内容であった為、受講者にとってとても有意義な講義内容であったと思います。