公益社団法人 熊本県理学療法士協会

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第66回学術研修会「脳卒中患者の歩行分析―体幹・下肢機能に着目して―」を開催しました!

9月10、11日に熊本保健科学大学にて第66回学術研修会を開催致しました。講師には関西医療大学大学院の鈴木俊明先生をお迎えして「脳卒中患者の歩行分析―体幹・下肢機能に着目して―」というテーマでご講演いただきました。初日は理学療法におけるトップダウン過程の評価の考え方から始まり、基本動作を始めとした動作分析のポイントを実技も交えて分かりやすくご指導いただきました。普段、私たち理学療法士が患者様に指導している基本動作などを解剖学、運動学の知識を使いながら正しく理解し、臨床を見直すとてもいい機会となりました。 2日目は歩行分析について、歩行中の体幹筋、股・足関節周囲筋などの働きを歩行周期に照らし合わせて詳しくご説明いただきました。筋電図を用いた研究の説明では普段馴染みの薄い体幹筋の筋機能についてもご説明いただき普段の臨床を見つめなおす一つのきっかけとなりました。 今回の研修は私たち理学療法士が臨床で行う評価の一つである動作分析を運動学や解剖学の知識、筋電図のデータを交えながら詳しくご説明いただき、大変有意義な2日間となりました。最後に、ご協力いただいた関係各位ならびに受講していただいた皆様に御礼申し上げます。
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